注文住宅で後悔した事例を徹底解説!失敗したくない人向けのポイントも解説

家づくり
注文住宅で後悔した事例を徹底解説!失敗したくない人向けのポイントも解説

「注文住宅を建てるなら理想に近い家を建てたい」「注文住宅を建てるのだから後悔はしたくない」と考えている方は多いでしょう。

本記事では、注文住宅で後悔した事例について解説します。失敗したくない方向けのポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

注文住宅とは

注文住宅とは、自分が所有している土地に、自分が選択した建築会社と「建築工事請負契約」を締結して建てる家のことをいいます。間取りや外観、材料や設備についても自由に選択できるため、ライフスタイルにあわせた設計が可能です。

注文住宅には、自分ですべての間取りや設備を選べるフルオーダーと、設備や材料などを決められた中から選択するセミオーダーの2種類があります。

注文住宅の設備に関する後悔した事例

注文住宅の設備に関して後悔した事例は下記があげられます。

  • キッチンが身長に合わない
  • お風呂場にテレビが要らなかった
  • お風呂場に窓がなくてカビが生える
  • コンセントの数が足りない
  • 駐車場が狭すぎる
  • 浴室乾燥機を付けるべきだった
  • 窓の性能が低くて暑いor寒い

それぞれについて解説しますので参考にしてください。

キッチンが身長に合わない

キッチンの使用しやすい高さは「身長÷2+5cm」です。キッチンの標準的な高さは85cmで、身長160cmの方を考慮してつくられています。

主に料理をする方の身長にあわせて高さを選ぶことが必要です。

身長の高さで出したキッチンの高さでは低いと感じることもあります。その場合は、「肘高-10cmから-15cm」を基準にするのがおすすめです。

ショールームなどを訪問し、実際に料理をする姿勢で無理がかからないか確認するとよいでしょう。

お風呂場にテレビが要らなかった

お風呂でリラックスできるように浴室テレビの設置を検討される方もいるでしょう。しかし、子どもが小さいときはゆっくりお風呂に入っていられません。

また、家族が多い場合はテレビに夢中で入浴時間が長くなることも考えられます。防水タブレットで代用できるため、浴室テレビをつける前に本当に設置が必要か様子を見てみるのがおすすめです。

お風呂場に窓がなくてカビが生える

窓がない浴室は風通しが悪くカビが生えやすいです。また、窓がないと昼間でも暗いので電気を点けなければなりません。

水回りは風通しが悪いとトラブルになりやすいため注意する必要があります。

コンセントの数が足りない

コンセントの数が足りないと、たこ足配線で対応したり延長ケーブルを使ったりする必要がでてきます。生活におけるさまざまな場面を想定し、コンセントの必要な位置や数の検討が重要です。

コンセントが多くても困ることはないため、多めに設置するとよいでしょう。

駐車場が狭すぎる

駐車場に必要な広さは、所有している車の台数や車種によって異なります。普通乗用車1台分のスペースを確保したい場合、長さ6m×幅2.5mの15㎡が必要です。2台駐車したい場合は30㎡、3台は45㎡が一般的に必要な広さとなります。

将来的に車を買い替えたり台数が増えたりすることを考慮して、広さを決めるとよいでしょう。

浴室乾燥機を付けるべきだった

浴室乾燥機を付けておくと、天候が悪い日や花粉が飛ぶ季節であっても、洗濯物を干せます。冷暖房機能もついているため入浴前にお風呂をあたためたり涼しくしたりすることも可能です。

また、乾燥機能もあるのでカビの発生を抑制できます。ただし、光熱費がかかるため、設置するコストを考慮した上で導入の必要があるか検討するとよいでしょう。

窓の性能が低くて暑いor寒い

窓の性能が低いと、夏は暑くなり冬は寒くなってしまいます。とくにリビングは長時間家族が過ごす場所であり、大きい窓が取り付けられていることが一般的であるため、性能が高い窓を選択するとよいでしょう。

UVカットの窓を設置すると紫外線も防げます。

注文住宅の動線と間取りに関する後悔した事例

注文住宅の動線と間取りに関して後悔した事例は下記があげられます。

  • 洗面所と脱衣所が同じで使いにくい
  • キッチンのスペースが狭い
  • トイレの位置が悪い
  • 道路に面した位置に窓があってくつろげない
  • 将来の子ども部屋がない
  • リビングを広くしすぎた

それぞれについて解説しますので参考にしてください。

洗面所と脱衣所が同じで使いにくい

洗面所と脱衣所が一緒になっていると、家族が入浴中のとき洗面所が使いにくいです。浴室の外は脱衣所だけにして、脱衣所の横に洗面所をつくると家族を気にせずに洗面所が使用できます。

キッチンのスペースが狭い

キッチンのスペースが小さいと物を置く場所がなかったり作業スペースが狭くなったりする場合があります。キッチンに広さを取れない場合は、吊戸棚や調理家電を活用するとよいでしょう。

トイレの位置が悪い

トイレを玄関近くに設ける方は多いです。しかし、来客時に使用しづらくなるので、トイレのドアや内部が見えないような間取りプランの検討が重要となります。

トイレが狭いと圧迫感をおぼえる方も多いため、1畳以上の広さを目安で考えましょう。また、洗面所や脱衣所を通ってトイレに行く間取りは、人がいると出入りしにくいため注意が必要です。

道路に面した位置に窓があってくつろげない

間取りを決定する際は、外部からの視線も考慮する必要があります。

外部からの視線が気になるとくつろげない原因になるため、周辺道路や近隣の状況を事前に確認し、家族がくつろぐ部屋の窓は、道路から見えないように工夫しましょう。

将来の子ども部屋がない

将来、子どもが増える可能性がある場合は、部屋数が足りなくなる可能性があります。そのため来客用として+1部屋をつくっておくとよいでしょう。

子ども部屋として使用しなくても書斎や収納部屋として活用できます。間取り的に難しい場合は広い部屋を1室つくっておくと、子どもが大きくなった際には間仕切りなどで仕切ることも可能です。

リビングを広くしすぎた

リビングを広くしすぎると冷暖房の効きが悪くなります。また、リビングを広くしたために、他の部屋が狭くなってしまいかねません。

狭いリビングでもゆったりと過ごすためには、家具や家電の高さを低くしたり部屋の広さを間仕切りによる可変式にしたりするとよいでしょう。

注文住宅のデザインに関する後悔した事例

注文住宅のデザインに関する後悔した事例は下記となります。

  • デザインがイメージと違った
  • オシャレを意識しすぎて使い勝手が悪かった
  • スケルトン階段はスタイリッシュだが危険だった

それぞれについて解説しますので参考にしてください。

デザインがイメージと違った

デザインが思っていたのと違ったという後悔を防ぐには、できるだけ大きなサンプルで確認することが重要です。実際の仕上がりは、明るく淡く見えやすいため、ワントーン明るい色や暗い色を選択しましょう。

サンプルを見るときは少し離れて、外壁・壁紙・カーテンは直角に、床材は地面と平行にして見るとイメージがつきやすいです。自分では判断しづらいという方は、ハウスメーカーに所属しているインテリアコーディネーターに相談しながら決定していくとよいでしょう。

オシャレを意識しすぎて使い勝手が悪かった

小上がりスペースやスキップフロアはオシャレなデザインで人気です。ただし、つまずいて転倒するリスクが高く、掃除用ロボットが掃除できないなどのデメリットもあります。

オシャレなデザインのものを採用するときは、デメリットも確認したうえで検討する必要があるでしょう。

スケルトン階段はスタイリッシュだが危険だった

スケルトン階段はオシャレでスタイリッシュですが、子どもが小さい場合は転落して怪我をする危険性が高くなります。転落防止ネットを取り付けたり、緩やかな勾配にして踏み板の奥行きを長くしたりするなどの対処をするとよいでしょう。

注文住宅の収納に関する後悔した事例

注文住宅の収納に関する後悔した事例は下記の通りです。

  • 玄関収納が足りない
  • ウォークインクローゼットが狭い
  • 屋根裏収納の使い勝手が悪い

それぞれについて解説しますので参考にしてください。

玄関収納が足りない

玄関収納が足りないという後悔をした事例もあります。収納が少ないと、傘やベビーカー、ゴルフバックなど大きいものを置いておく収納スペースがなく、玄関がモノで溢れかえってしまいかねません。

玄関収納で失敗しないためには、玄関に収納したいものをある程度事前に把握しておくとよいでしょう。また、多くの靴が収納可能なシューズクロークを設けると使い勝手もよくなります。

ウォークインクローゼットが狭い

ウォークインクローゼットは中に通路が必要なため、空間の割に洋服が収納できない場合もあります。ウォークインクローゼット内を整理整頓したり断捨離したりして、収納場所を増やすのもおすすめです。

現時点の服の量とこれから増える服のスペースを考慮し、クローゼットの広さを決めるとよいでしょう。また、部屋が狭い場合は、ウォークインクローゼットより壁面収納のほうが、収納量が増える場合もあります。

屋根裏収納の使い勝手が悪い

屋根裏収納やロフトは、はしごを上って荷物を取りにいくタイプが多いため、重たい荷物や大きな荷物の上げ下げには向いていません。

また、夏は暑く冬は寒くなりがちです。屋根裏収納やロフトを採用する際は、換気機能を設けましょう。

注文住宅の材質や建材に関する後悔した事例

注文住宅の材質や建材に関する後悔した事例は下記があげられます。

  • 床材をオシャレにしたら傷がつきやすくなった
  • 壁の材質のせいで掃除がしにくい
  • 水回りに木材を使ってしまい見栄えが悪くなった

それぞれについて解説しますので参考にしてください。

床材をオシャレにしたら傷がつきやすくなった

無垢の床材は温かみもあり憧れる方も多いですが、柔らかくキズがつきやすいものがあります。子どもがいると、床材を引っ搔いたり、モノを引きずったりするのでキズがつきにくい床材選びがポイントです。

無垢材でも硬めの樹種の床材を選択すると床にキズがつきにくくなります。

壁の材質のせいで掃除がしにくい

珪藻土や漆喰、じゅらく壁などの土壁、塗り壁などは掃除がしにくい壁材といえます。紙や布でできた壁紙もほこりや汚れがつきやすく、耐水性もないため、水を使った洗浄ができません。

お手入れの方法を把握して採用する必要があります。

水回りに木材を使ってしまい見栄えが悪くなった

木材は水が染みやすく跡が残りやすいです。どれだけ注意して使用しても水はねしてしまい、木材に水がかかってシミになってしまいます。

そのため、水回りに木材を採用するのは避けたほうがよいでしょう。

注文住宅の費用に関する後悔した事例

注文住宅の費用に関する後悔した事例は下記の通りです。

  • オプションをつけすぎて予算オーバーとなった
  • 長期的なメンテナンス費用を想定していなかった
  • 坪単価以外の費用を想定しなかったため想像以上の出費となった
  • 費用を抑えすぎて家の性能が下がってしまった

それぞれについて解説しますので参考にしてください。

オプションをつけすぎて予算オーバーとなった

オプションをつけすぎると予算オーバーになりやすいです。借入限度額や貯蓄額を確認して、ハウスメーカーに打ち合わせのタイミングで予算を伝えておきましょう。

あらかじめ予算を伝えておくと予算オーバーを防ぎやすいです。

長期的なメンテナンス費用を想定していなかった

マイホームを建てる際は見た目のみでなく生活習慣や家族構成なども考慮しましょう。下記のような対策をしておくと、初期費用が高くなっても将来的にメンテナンスの費用が安く済む場合があります。

  • 外壁は汚れが自然に落ちやすい機能がついたサイディングなどを選択する
  • 子どもがいる場合はキズがつきにくい床材や汚れが落ちやすい壁紙を選ぶ
  • 庭は手入れのかからない人工芝を採用する

また、新築時に外壁や水回りをこだわった設備や素材にすると、交換時に想定外の費用がかかる場合があります。そのため、メンテナンス費用についても想定しておくとよいでしょう。

坪単価以外の費用を想定しなかったため想像以上の出費となった

坪単価は建築費のみを計算するのに利用するため、その他の家づくりにかかる費用は含まれていません。そのため、坪単価だけで予算を組むと予算オーバーになりやすいです。

注文住宅は、建築費以外にも住宅ローンの諸経費や付帯工事費用などもかかります。複数のハウスメーカーに見積もりを出してもらい、比較・検討した上でメーカーを決めることが大切です。

費用を抑えすぎて家の性能が下がってしまった

費用を抑えすぎると、意図的な欠陥住宅を建築してしまったり、機能の良くない不便な家になってしまったりする場合があります。施工をしっかりしていても多少のミスが発生してしまうことは稀にありますが、そういった場合の修繕は軽微なものです。

しかし意図的な欠陥住宅の場合だと、構造上必要なものをなくしてしまうなど大規模な修繕が必要な欠陥である場合もあります。相場に比べあまりにも安いメーカーは悪い評判がないか調べることも大切です。

注文住宅の業者に関する後悔した事例

注文住宅の業者に関する後悔した事例は下記があげられます。

  • 手抜き工事をされてしまった
  • こちらの要望をうまく汲んでくれなかった
  • 知り合いの工務店に遠慮して妥協してしまった

それぞれについて解説しますので参考にしてください。

手抜き工事をされてしまった

手抜き工事とは、家の建築中に業者が意図的に必要な工程を省いたり、建材の質を落としたりなどの手抜きをすることです。手抜き工事の有無は完成後にはわかりません。

そのため、建築中に工事現場を見に行って施工状況を確認することが重要といえます。ただ、専門知識がなければ手抜きされているかどうか判断がつかないケースが多いです。

建築現場に見学に行く場合は、建築士に同行してもらい専門的な観点から確認してもらうとよいでしょう。

こちらの要望をうまく汲んでくれなかった

要望を言葉のみで伝えると、施工業者が理解できない場合があります。要望を伝える際は、工務店やハウスメーカーの担当者に間取り図や画像、写真を見せて伝えましょう。

営業マンが担当の場合は、実際に設計する設計士と直接話をすると要望も汲み取ってもらいやすいです。

知り合いの工務店に遠慮して妥協してしまった

知り合いの工務店で家を建築する場合、今後の関係性を考えて遠慮してしまい、妥協してしまうことがあります。安くしてもらえる可能性はあっても、自分の要望を伝えられないのであれば意味がありません。

自分の希望の家を建てるなら、顔馴染みではない業者を選択するほうがよいでしょう。

注文住宅の周囲環境に関する後悔した事例

注文住宅の周囲環境に関する後悔した事例は下記の通りです。

  • 家周辺の植物の管理が大変
  • トラックなどが通ることで自宅が揺れる
  • 周囲からの視線や音が気になる

それぞれについて解説しますので参考にしてください。

家周辺の植物の管理が大変

家の周りに植物を植えるときは、樹種などの特徴を調べてから植えることが重要です。見た目重視で決めてしまうと、落ち葉の掃除が大変だったり、虫が寄ってきたりと管理が大変な場合があります。

また、庭をつくった場合、草むしりに手間がかかり管理やメンテナンスが大変になることも。植物を植える際や庭をつくる際は、将来的な管理やメンテナンスのことも考慮した検討をおすすめします。

トラックなどが通ることで自宅が揺れる

トラックなどが家の前を通ると、共振が起こり、住宅が揺れることがあります。日中は気にならないレベルでも夜になると揺れが気になるでしょう。

トラックなどが通る道路の近くにマイホームを検討している場合は、日中だけではなく夜間の状況を確認し、近隣に居住している方の意見を聞くことが大切です。また、インターネットなどでも大きな道路近くに居住する人の体験談が載っているので参考にするとよいでしょう。

周囲からの視線や音が気になる

家を建てる際には、近隣の状況や道路などを確認しておくことが重要といえます。なぜなら、近隣の状況を確認しないでおくと、家を建てたあとに外から室内が丸見えで視線が気になる場合があるためです。また、生活音が気になる場合もあります。

隣家や道路に接する窓は、窓の位置や高さを間取りの段階から注意しておきましょう。植栽やフェンスを設置するのも目隠しになるためおすすめです。

また、寝室やリビングなど音が気になる部屋の窓は、性能の高いものにするとよいでしょう。

注文住宅で後悔しないための具体的なポイント解説

注文住宅で後悔しないための具体的なポイントに下記があります。

  • どのような家にするか具体的なイメージを家族と明確にしておく
  • 建築についてしっかり調べておく
  • 業者選びは納得するまで時間をかける
  • 長期的なライフプランの変化を想定した家にする
  • かかる費用を事前に確認して資金計画に余裕を持っておく
  • オプションは十分に要否を検討する
  • 事前に見学会やショールームで実物イメージを確認しておく
  • 間取り図だけでなく配置図も確認しておく

それぞれ解説しますので参考にしてください。

どのような家にするか具体的なイメージを家族と明確にしておく

注文住宅を建てる場合は、理想の家のイメージを家族と明確にしておきましょう。とくに、間取りや外観、内装について明確な希望をもっておくと打ち合わせもスムーズに進みます。

また、建物の構造に関することや水回りなどの設備などについても具体的なイメージがあるとよいでしょう。

建築についてしっかり調べておく

建築についてしっかり勉強しておくことも重要といえます。建築後に設備や間取りについて後悔しても遅いです。

注文住宅の場合は、自分たちでもある程度知識を身につけ、すべてを業者任せにしないことが後悔をなくすポイントとなります。

業者選びは納得するまで時間をかける

家づくりで大切なのは業者選びです。理想のマイホームを建てるには、理想のイメージを具体的に持つことが大切といえます。また、イメージどおりの家を建ててくれる業者選びも重要です。

施工例をホームページなどで確認したり、モデルハウスや住宅展示場に行ったりして自分の理想のイメージに合う業者を選択しましょう。

長期的なライフプランの変化を想定した家にする

マイホームの間取りを検討する際は、今だけではなく将来的なライフプランの変化を想定した間取りにしましょう。下記は、将来的なライフプランに対応するための一例です。

  • 子どもが小さいときは1部屋を子ども部屋として利用し、成長したら間仕切りで2部屋に区切る
  • 子どもが増えることを想定して+1部屋をつくっておく
  • 老後のことを考慮しバリアフリー対応にしておく

ライフステージに合わせてリフォームするのもよいですが、現在の状況だけで判断して間取りを組むとリフォーム対応ができない可能性もでてきます。将来的なライフプランの変化を想定した家づくりをしましょう。

かかる費用を事前に確認して資金計画に余裕を持っておく

住宅ローンの借入額は生活費を圧迫しないよう資金計画に余裕を持っておきましょう。

注文住宅の予算を決める3つのステップは下記の通りです。

  1. 自己資金がいくらまで出せるか確認する
  2. 住宅ローンの借り入れ可能金額・月々の返済額を確認する
  3. 予算にあった土地代・建築費用のバランスを考える

また、住宅会社から見積もりをもらったら、見積もり以外の追加費用が発生する可能性があるか確認するとよいでしょう。

オプションは十分に要否を検討する

オプションを取り入れる際は、本当に必要か冷静に考えましょう。品質のよいものや便利なもの、デザイン性のよいものは魅力的にうつります。そのため、食洗器や浴室乾燥機、ウッドデッキなどさまざまなオプションを取り入れたくなりますが、本当に必要なのか生活スタイルを見つめなおしましょう。

家づくりはお金が大きく動くため、金銭感覚がずれてしまう場合があります。家づくりの希望や要望はそれぞれの家庭によって違うため、自分にとっての優先順位をしっかり考えましょう。

事前に見学会やショールームで実物イメージを確認しておく

注文住宅を建築する際は、事前に見学会やショールームで実物イメージを確認しておくことが大切です。ただ、毎日の暮らしの中で、複数の見学会やショールームに訪問できる方は多くはないでしょう。

そのようなときは、ぜひ「LIVRA WORLD」を活用してみてください。

LIVRA WORLDは、いつでもどこでもスマートフォンやタブレット端末から内見ができるオンラインの展示場です。展示場に訪問せず、家族でモデルハウスのイメージを共有できます。

また、モデルハウスをカスタマイズしてシミュレーションできるため、理想の家を見つけることが可能です。

間取り図だけでなく配置図も確認しておく

家を建てる際は、間取り図だけでなく配置図も確認しておきましょう。配置図とは、敷地との位置関係や建物の配置を示した、基本的な図面となります。

配置図に隣家の窓の位置を反映させると、視線が合うかどうか確認が可能です。視線が合う場合は、建物の位置をずらしたり角度を変更したりといった対策ができます。

また、板塀や植栽を設置し視線を遮ることも可能なため、日当たりがいいのにカーテンが開けられず、照明をつけたままという事態を避けられるでしょう。

まとめ

本記事では、注文住宅の後悔した事例と注文住宅で後悔しないための具体的なポイントについて解説しました。注文住宅で後悔しないためには失敗例を学ぶことがポイントです。

さまざまな失敗談を聞いたりインターネットで調べたりして、快適で満足のいくマイホームづくりの参考にしてください。



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