第一回ウェビナー開催決定(2023年5月12日)
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マイホームの購入を検討していると「一戸建てはどんな間取りが良いのだろう」「部屋数はいくつ必要なのかな」と、悩むことも多いのではないでしょうか。
この記事では、一軒家におすすめの部屋数や間取り、部屋数の決め方のポイントや後悔しないための注意点について解説します。
それぞれの間取りのメリット・デメリットや、間取りを決めるときに必要な部屋の記号も説明していますので、希望をかなえる家づくりの参考にしてください。
目次
一軒家を検討するときに目にする間取り図や画像には、アルファベットの記号が記載されています。ここでは、間取りを決めるときに知っておきたい記号の意味について解説していきます。
間取り図でよく見るL・D・Kは、リビングとダイニング、キッチンを指します。「LDK」と記載されている場合は、3つの要素を兼ね備えた空間を示しています。
この他にも、ダイニングとキッチンが一緒になった空間を「DK」と記載することもあります。
L(リビング) | 家族のコミュニケーションの中心となる部屋 |
D(ダイニング) | 家族が食事をする際に利用する部屋 |
K(キッチン) | 調理をする空間のこと |
サービスルームとは採光が建築基準法の基準に達していないため、居室とみなされない部屋のことです。
居室とは、居住、作業、娯楽などの目的のために継続的に使用する部屋のことです。サービスルームを含め、階段や廊下なども居室には含まれません。
サービスルームには下記のような種類があり、それぞれ異なるアルファベットで表記します。
S(サービスルーム) | 一定以上の広さをもつ換気や採光に関する条件が不十分なスペース |
F(フリールーム) | 特に用途を定めていないスペース |
DEN(デン) | 趣味を楽しむための部屋で書斎などを指す
巣穴や洞窟(どうくつ)を意味する英語が由来 |
収納を示すアルファベットには、下記のような種類があります。
WCL(ウォークインクローゼット) | 人が歩けるほどのスペースがある収納のこと
2〜3畳ほどの広さが一般的 |
CL(クローゼット) | 衣類を収納するために洋室に設置されたスペースのこと
ハンガーパイプを取り付け洋服を収納しやすいよう工夫している |
SC(シューズクローゼット) | 靴を収納するスペースのこと
広さに応じてアウトドア用品やゴルフ用品なども収納できる |
この他にも間取りによって使用される記号があるので、分からない場合は不動産会社やハウスメーカーの担当者に質問してみましょう。
マイホームを検討するときには、妥当な部屋数に悩むところです。ここでは、一軒家の部屋数を決めるときのポイントをご紹介します。
部屋数を決める際には、家族構成や子どもの人数が重要なポイントとなります。
家族構成ごとの部屋数の目安 | |
夫婦のみ | 趣味の部屋や夫婦それぞれ部屋が欲しい場合は2LDK |
夫婦+子ども1人 | 子供部屋がある2LDK以上の広さ |
夫婦+子ども2人 | 子供部屋が2部屋確保できる3LDK以上の広さ
(客室や書斎が必要な場合は4LDK以上) |
夫婦のみが暮らす場合は、1LDK~2LDKが目安です。夫婦それぞれにプライベートな空間が欲しい場合は、2LDK以上で検討するといいでしょう。
子どもがいる場合は、子どもの人数に応じて部屋数を考えてみてください。ただし、子どもが独立をするパターンや、子どもがまだ小さく将来リフォームして部屋を分けるパターンでは子どもの人数分部屋数が必要とは限りません。
子どもの成長や将来的なライフスタイルの変化も視野に入れて、検討してみましょう。
生活スタイルによっては、最低限必要な部屋数は別にもう1部屋あると暮らしやすくなります。
例えば、在宅ワークがメインの場合は、家族と過ごす部屋とは別にワークスペースを設けると仕事に集中しやすくなります。また、来客が泊まることが多い場合にも、プラスで一部屋あると安心です。
また、洋服や雑貨、アウトドア用品など荷物が多い場合は、収納スペースを余分に設けることでスッキリと片付けやすくなります。収納スペースは、使用する場所の近くに配置すると片付けしやすい導線を確保できるでしょう。
マイホームを購入することは「一生に一度の大きな買い物」と言われており、大きな決断力が必要です。将来後悔しないためにも今だけを見るのではなく、将来を見据えた住まいの検討が必要です。
なども考慮して、部屋数を考えると長い間住みやすくなるでしょう。
一軒家は、間取りによってメリットやデメリットがあります。ここでは、1LDK〜4LDKのそれぞれのメリットやデメリットをご紹介します。
1LDKのメリットはワンルームと異なり、リビングと寝室のお部屋を分けられることです。食事の空間や就寝の空間、ゆっくりとくつろぐ空間と目的ごとに空間を分けられるため、メリハリのある生活ができます。
また、1LDKはリビングやダイニングキッチンに自分の好きなインテリアや家具を置いて、レイアウトを楽しめます。大きめの家具や家電を置くこともできるため、おしゃれにレイアウトできるでしょう。
一方で、複数人で暮らす場合は生活リズムが異なると、ストレスを感じる可能性があります。部屋数が少ない分共有する空間が多くなるため、互いの配慮が必要となるでしょう。
2LDKは寝室以外にもう1部屋プラスできるため、1LDKに比べると間取りの自由度が高くなるところがメリットです。
趣味の部屋や子ども部屋、仕事をするための部屋など、家族構成やライフスタイルに応じて検討できます。また、2人暮らしにちょうどいい広さがあり、暮らしやすさと掃除やメンテナンスのしやすさを両立できます。
デメリットとしては子育て中の場合は、子どもの存在を確認できるよう常に意識しなければならないところです。例えば、リビングから遠いところに寝室がある場合は、見守りながら家事や仕事をする動線の工夫が必要でしょう。
3LDKは2LDKよりも、間取りに余裕があるところがメリットです。例えば、子ども部屋を2部屋用意する、子ども部屋1部屋と仕事部屋を用意するなど柔軟な設計ができます。
各部屋に収納スペースを設ければ必然的に収納量が増えるため、収納量を確保したい場合にも向いています。
一方で、夫婦のみで暮らす場合や近いうちに子どもが独立することが想定される場合は、部屋数が余る可能性があります。目的のない部屋が増えると掃除やメンテナンスが大変になるので、注意しましょう。
4LDKはLDKとは別に4部屋を確保できるため、ファミリー層向けの間取りです。子どもの人数に応じた部屋数や用途別の部屋を確保でき、一人一人のプライバシーを尊重しながらゆとりのある暮らしができるでしょう。
デメリットとしては、将来的に部屋が余る可能性があることと建築費用が高くなる傾向があるところです。4LDKはここまで紹介した他の間取りよりも部屋数が多いので、延床面積が広くなる傾向があります。その分資材や工事工程も増えるため、建築費用が高くなる可能性があります。
また、年数が経ち子どもが独立した後やライフスタイルの変化があったときに、部屋が余ることも考えられます。子どもが独立した後の部屋の使い道やリノベーションなども視野に入れて、検討するといいでしょう。
一軒家の部屋数を決めるときには、注意したいポイントがあります。ここでは、あらかじめ知っておきたい一軒家の部屋数を決めるときの注意点をご紹介します。満足できる注文住宅を購入するためにも、ぜひ参考にしてみてください。
一軒家を建てると賃貸物件のアパートやマンションのように、頻繁に住み替えることが難しいです。だからこそ、現在の家族構成やライフスタイルのみを考慮して、最低限の部屋数で間取りを決めないことが大切です。
例えば、将来子どもが生まれたり両親と暮らすようになったりすると、部屋数が足りず手狭になり暮らしにくくなる可能性があります。
部屋数に余裕があれば将来起こり得るライフスタイルの変化にも、柔軟に対応できるでしょう。予算に余裕があれば、最低限必要な間取りより1部屋多く部屋を作ることを検討してみてください。
将来的な間取りの変化に対応するには、間仕切りを使う方法があります。例えば、子どもが幼いうちは1部屋を共有して使い、大きくなり個室が必要となった頃に高さのある仕切りを作るケースが当てはまります。
将来的に部屋を仕切ることを検討している場合は、ドアを2つ取り付けておくなどの準備が必要です。この準備をしておかないと、入口が共有になってしまったりリフォーム費用がかさんだりする可能性があるため、前もって検討しておきましょう。
一軒家の間取りを考えるときには部屋数を重視しがちですが、必要な収納量についても考えるようにしましょう。
必要な収納が備わっていないと、部屋が散らかりやすくなります。それだけなく必要なアイテムを使いたいと思ったときに探す手間が増え、家事効率が低下することも考えられます。
など、必要な収納と広さをイメージして、間取りに採用するか検討してみてください。
新築一戸建ての購入を検討するときには、実際に見学してイメージを膨らませることが大切です。
部屋数や間取り以外にも日当たりや設備など、確認したい部分もあるでしょう。しかし、日々の生活の中で実際に住宅展示場に足を運んで何件ものモデルハウスを内見することは難しいという方も多いのではないでしょうか。
そのような場合には、インターネット上のバーチャル住宅展示場「LIVRA WORLD」がおすすめです。「LIVRA WORLD」は、いつでも・どこでもスマートフォンやタブレット端末から住宅の内見ができるオンラインの住宅展示場です。
直接モデルハウスに訪問しなくてお気に入りのモデルハウスを探すことができ、家族全員でモデルハウスのイメージを共有できます。
最後に、家族人数別のおすすめの部屋数や間取りをご紹介します。具体的にどのような部屋数を検討すればいいのか、参考にしてみてください。
子どもが独立して一緒に住んでいない夫婦や子どもの予定のない夫婦は、2LDK以上の間取りがおすすめです。
それぞれのプライベートを確保しながらも、掃除やメンテナンスのしやすい広さとなるでしょう。子どもが独立している場合は、帰省時のためにプラスで1部屋用意しておくと安心です。
現在は夫婦で暮らしていても子どもの予定がある場合は、今後の家族計画をしてみましょう。子どもが1人の場合は3LDK、2人以上の場合は3LDK以上の間取りがおすすめです。
子育てがしやすい導線や床材なども視野に入れておくと、お子さんが生まれた後も暮らしやすくなるでしょう。
子どもが1〜2人いる家庭は、子ども1人に1部屋を準備しておくといいでしょう。将来的に2部屋に分けて個室ができる準備をしておくことも有効です。
夫婦の居室は寝室のみでいい場合は、3LDK程度あれば快適に暮らせます。客間や書斎、収納部屋など必要に応じて部屋数を調整するといいでしょう。
子どもが3人以上の大家族の場合は広い土地が確保できる場合や予算をかけられる場合を除き、子どもの人数分の部屋を用意することが難しいです。
子どもの性別で部屋を分ける方法や年齢に応じて個室を用意する方法を検討し、4LDK〜5LDKほどの間取りを計画するといいでしょう。
二世帯住宅を検討している場合は建物の共有部分と独立部分を話し合い、間取りや部屋数を決めていく必要があります。
例えば、下記のような暮らしやすさを左右するチェックポイントがあります。
細部まで相談し互いが納得をしたうえで部屋数を決めることが、二世帯住宅のトラブルを防ぐコツになるでしょう。
今回は、一軒家におすすめの部屋数や間取りの決め方などについて紹介しました。一軒家を検討する際には部屋数の決め方のポイントや、後悔しないための注意点があります。
1LDK〜4LDKの間取りにはそれぞれのメリット・デメリットがあるため、家庭に合った理想の部屋数や間取りを検討しましょう。