新築時に検討したい書斎|間取りの取り方・設置場所・広さを解説
マイホームの間取りを検討すӚ...
理想の住まいを検討するときに、戸建てとマンションで悩む方は多いのではないでしょうか。それぞれに違った魅力があり、どちらの暮らしが向いているのか気になりますよね。
そこでこの記事では、戸建てやマンションのメリットやデメリット、戸建てとマンションの違いをご紹介します。ぜひ、マイホームを検討する際の参考にしてください。
目次
まずは、戸建てのメリットについてご紹介します。戸建てを検討する際に知っておきたいポイントなので、ぜひ参考にしてみてください。
集合住宅は1つの建物内に複数の世帯が暮らしているため、隣人とのトラブルが発生しやすいです。
特に子どもの泣き声や上階の足音などが騒音トラブルの原因になりやすいです。中には、掃除や洗濯の音などの生活音でさえも、騒音トラブルに発展してしまう可能性があります。
戸建ては住居内の音が外に漏れにくく、集合住宅に比べて騒音に気を遣う必要がありません。ただし、隣家との距離が近い場合は生活音が漏れて聞こえてしまうこともあるため、注意しましょう。
戸建ては集合住宅とは異なり建物内には家族や顔の知れた人しかいないので、住まい内のプライバシーを確保しやすいです。
2階建の住宅であれば個室や寝室を設けて、家族内でもそれぞれ程よい距離感を保てます。
外からの視線は立地にもよりますが、窓の位置や間取りを工夫することで防止できます。ミラーレースカーテンやドレープカーテンなどを活用すると、外から見にくくする対策もできるでしょう。
マンションやアパートなどの集合住宅では、駐車場や室外スペースの確保に苦労します。例えば、車2台分の駐車場を用意したくても駐車場が空いていなければ、他の駐車場を探して別途駐車場代を支払わなければなりません。
戸建ては敷地内を自由に設計できるため、建物を建てて余ったスペースを有効活用できます。必要な台数の駐車場を確保できるのはもちろんのこと、ガーデニングやバーベキューなどを楽しめる庭を設けることも可能です。
敷地に余裕がない場合は、1階の一部をガレージにする手段も選択できます。このように、ライフスタイルや趣味に応じて暮らしに彩りを与えられるのも、戸建てならではのメリットだと言えるでしょう。
戸建てを購入した場合、借地権付きの物件を除き土地を保有できます。土地はいざと言うときに現金化できる「資産」として扱われるため、土地を保有すると資産が増えます。
建物自体は経年劣化とともに価値が低下していきますが、土地の資産価値が残るところがメリットです。将来戸建てを売却することになったときには、土地を含めての売却も検討できます。
戸建ての中でも新築の注文住宅を検討する場合は、間取りや設備、デザインを自由に選択できます。
技術や法律の制限はありますが、工務店やハウスメーカー、設計事務所と相談しながら自分のイメージに合う住まいを検討できます。
家族構成やライフスタイル、好みに応じて、希望や理想を取り入れたマイホームを実現できるでしょう。間取りや外観、デザインを決めるときには、具体的なイメージを持つことが大切です。
イメージと現実が乖離している状態で建築すると、後悔につながるからです。あらかじめ展示場やショールームで実際の設備や間取りを体感しながら、検討するといいでしょう。
LIVRA WORLDは、スマートフォンやタブレット端末から手軽に内覧ができるバーチャル展示場です。新築戸建ての間取りやデザインをリアルに体感できるため、ぜひご利用ください。
マンションやアパートは、管理費や修繕積立金が必要となることが多いです。管理費とは、入居者が快適に暮らすために維持管理をするための費用です。
修繕積立金は、大規模な修繕に備えて入居者から徴収する費用を指します。これらの費用はマンションやアパートにより異なりますが、大きな負担となることもあります。
戸建ては自分で家をメンテナンスする必要がありますが管理や修繕積立金の用意が不要なので、メンテナンスにかかる金銭的な負担を軽減できるでしょう。
メリットがたくさんある戸建てですが、戸建てならではのデメリットもあります。ここからは、戸建てのデメリットについて紹介します。戸建てにはどのようなデメリットがあるのか、確認しておきましょう。
どのような建物であっても、時間の経過とともに設備や内装、躯体などが劣化していきます。
特に日本の戸建ては木造が多いため、シロアリや湿気が原因でダメージを受けやすいです。また、外壁の種類や屋根の防水シートの素材に応じて、定期的なメンテナンスも必要となるでしょう。
修繕やリフォームの内容やタイミングは自分で決定できるので、計画的に進めると負担を分散できます。
戸建てを建築するには、ある程度の広さの土地が必要です。都心部や主要駅の周辺にはなかなか土地がなく、駅から離れた場所や郊外など利便性の低い立地となることが多いです。
利便性の高い場所に土地があったとしても価格が高い傾向があるため、戸建てを検討することが難しいでしょう。そのため、通勤や通学に想定よりも時間がかかるかもしれません。
ただし、戸建ての場合は自宅に専用の駐車場を確保できるため、車を利用できれば利便性をカバーできる可能性があります。
マンションやアパートは人の目が多くあり、ちょっとした異変にも気付けることが多いです。防犯カメラの設置やオートロックなどセキュリティ対策に力を入れている物件も多く、不法侵入や窃盗が起こりにくいと言えます。
一方で、戸建ては立地にもよりますが、周囲に人の目がなく独立していることがあります。アパートやマンションのように誰かが守ってくれる環境ではないので、自主的に防犯カメラの設置や二重施錠などの防犯に取り組む必要があります。
戸建てのメリットやデメリットが分かったところで、比較対象となるマンションも気になるところです。ここでは、マンションのメリットとデメリットをご紹介します。
マンションの主なメリットは、下記のとおりです。
マンションは共用部分のお手入れを始め維持管理をしてもらえるため、手間がかからないところがメリットです。戸建てに比べると利便性の高い場所に建っていることが多く、通勤や通学がしやすい側面もあります。
マンションのデメリットは、下記のとおりです。
マンションは他の住戸と隣接しているため、騒音トラブルが起こりやすいです。ライフスタイルに応じて、近隣住民に迷惑をかけないよう配慮が必要でしょう。また、戸建ての注文住宅のような自由設計ができないので、欲しい設備や必要な部屋数を満たせない可能性があります。
ここからは、戸建てとマンションをさまざまな視点で比較していきます。どちらを選ぶべきか迷っている場合はとても参考になると思うので、ぜひチェックしてみてください。
以前は戸建てはマンションよりも高い印象がありましたが、近年は都心部を中心にマンション価格が上昇しています。
株式会社不動産経済研究所の「全国新築分譲マンション市場動向2021年」によると、2021年の首都圏の新築マンションは平均価格6,260万円(平米単価:93.6万円)でした。
2012年は4,540万円(同:64.5万円)だったので、9年間で37.9%も上昇しています。これは新築マンションの事例なので、すべてが当てはまるわけではありませんが一例として認識しておくといいでしょう。
参考:株式会社不動産経済研究所「全国新築分譲マンション市場動向2021年」
戸建てはマンションに比べると建物の資産価値が早く減少しますが、土地の価値は無くなりません。
例えば、木造住宅の建物の価値が無くなっても、地価が大きく変わらなかった場合は土地の資産価値がほぼ変わりません。
一方、マンションは1戸あたりにおける土地の割合が少ないので、建物が古くなるにつれて資産価値は低下します。
売却を検討する際には築年数が浅い場合はマンションが有利で、年数が経過している場合は戸建てが有利になると言えるでしょう。
家を購入する際の初期費用や所有している間にかかるランニングコストについて戸建てとマンションを比較してみましょう。
固定資産税や都市計画税は土地の占める割合が多い戸建てのほうが住宅用地の特例のメリットを最大限に享受でき、固定資産税を抑えられます。
火災保険料は、建物の主要構造部が何でできているかで異なります。マンションは耐火性能に優れた鉄筋コンクリート造のものが多いため、大抵の場合は木造の戸建てより火災保険料が安くなる可能性が高いです。
また、大規模修繕する際に今までの修繕積立金のみでは不足が出る場合は、一時金として費用負担を求められる可能性もあるでしょう。
戸建てにはマンションのような修繕積立金や管理費はありませんが必要に応じてメンテナンスができるように、修繕費を貯蓄しておく必要があります。
戸建ては、外構や室内などのリフォームや修繕、増改築が自由にできます。
一方、マンションの場合は、共有部分についてはマンションの区分所有者全員で所有する財産となるため、勝手なリフォームや修繕ができません。
室内のリフォームやリノベーションをするときも、図面などを管理組合に提出し承認を得るなどの決まりがあることが多いでしょう。
戸建ては独立して建っているためプライバシーが守られ、周囲の目を気にせずに暮らせます。子育てやペットとの暮らしなどがしやすいところがメリットです。
一方、マンションは駅近くに物件が多いため、通勤や通学、買い物などに便利なところがメリットと言えます。
セキュリティの面でも安心感があり、共用部分の管理を管理会社に委託できたり24時間ゴミを出せたりするなど時間を有効に使用する生活を送れるでしょう。
ここまで戸建てとマンションのメリット・デメリット、それぞれの違いについて解説してきました。最後に、戸建てがおすすめな方とマンションがおすすめな方をご紹介します。
戸建てがおすすめな人は、下記のとおりです。
戸建ては、部屋の広さを重視したい場合や家族でゆっくりと暮らしたい場合に向いています。マンションは確保できる部屋の広さや間取りに制限があります。
注文住宅の戸建てを選択すると土地の広さに応じて、理想の間取りを検討できるでしょう。子どもやペットとのびのび暮らしたり庭でガーデニングを楽しんだりと、自分らしい暮らしを実現できます。
マンションがおすすめな人は、下記のとおりです。
マンションは、利便性の高い暮らしをしたい人に向いています。戸建てでは検討が難しい駅近くのエリアや都心部のエリアが検討できるでしょう。
また、ライフステージに合わせて住み替えを検討しているケースは、戸建てよりマンションのほうがおすすめです。住み替えは、住宅市場での流動性が大切です。
流動性は立地が良い不動産ほど高くなる傾向にあるため、立地を重視して選択できるマンションのほうが優れていると言えます。
戸建てとマンションにはそれぞれメリットとデメリットがあり、どちらがいいとは一概には言えません。それぞれの特徴や強みを把握したうえで、理想の暮らしができる住まいを選択するといいでしょう。
ぜひ今回ご紹介した戸建てとマンションの比較やメリットなどを参考にしながら、満足できる家づくりを検討してみてください。