タクトホームはやばいといわれるのはなぜ?よかった点や口コミを徹底調査

家づくり
タクトホームはやばいといわれるのはなぜ?よかった点や口コミを徹底調査

タクトホームは、東京をはじめ全国各地に支店を持つ大手ハウスメーカーです。高品質かつ適正価格で家を建てられると評判がある一方で、ネットで調べると「やばい」という言葉も出てきます。タクトホームはなぜやばいといわれているのか、その理由が気になっている方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、タクトホームの本当の口コミ評判についてご紹介しています。タクトホームで注文住宅を建てるメリットや注意点も解説しているので、依頼を検討する際の参考にしてください。

タクトホームってどんな会社?

タクトホーム株式会社は、東京都西東京市東伏見を本社に構え、全国各地で注文住宅事業や分譲住宅、マンションの建て売り、不動産賃貸事業などを手がけています。複数社の不動産会社を統治し、年間4万戸以上の住宅を供給するパワービルダーである飯田グループホールディングスのグループ企業のひとつです。

タクトホームがどのようなハウスメーカーなのか、まずはその特徴から見ていきましょう。

タクトホームの特徴はデザインと性能の両立

タクトホームが住まいづくりで重視していることは、高いデザイン性でありながら耐震性に優れ、安心かつ快適に暮らせる住まいにすることです。

デザイン設計では、施主のライフスタイルを具体的にイメージしながら、居心地よく長く暮らせる住空間を考えてくれます。累計5万棟以上の住宅を供給してきた経験や知識を活かし、建材や住宅設備、生活動線までこだわることが可能です。

また、タクトホームは国が定める住宅性能基準である住宅性能評価の6項目で、最高等級を取得しています。タクトホームが取得している最高等級の6項目は以下のとおりです。

  • 耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)
  • 耐震等級(構造躯体の損傷防止)
  • 耐風等級
  • 劣化等級
  • 維持管理対策等級
  • ホルムアルデヒド対策等級(内装および天井裏等)

上記の項目からも、タクトホームが建てる家は基本的に地震や強風に強く、メンテナンス性に優れているといえます。

タクトホームの建売住宅ブランド「グラファーレ」

タクトホームは、「グランファーム(GRAFARE)」というブランドネームで建売住宅を販売しています。グランファームは、ラテン語で「感動」を意味する「Gravis(グラヴィス)」とイタリアで「つくる」を意味する「Fare(ファーレ)」を組み合わせた造語です。「土地を起源に発展していく快適な住環境」というコンセプトのもと住宅開発を行っています。

タクトホームの建売住宅は、厳選された素材や最新設備を導入し、毎日の暮らしに考慮した動線・ライフステージの変化を見据えた居心地のよい空間設計が特徴です。またタクトホームは、土地の仕入れから建売住宅の設計・施工・販売・アフターフォローまで一貫して提供しています。

さらに、1人の営業マンがすべての工程に関わる一貫専任制となっているのも特徴です。そのため、社員に住宅建築の相談から入居後のアフターフォローまで安心して任せられます。

適正価格で高品質な注文住宅も強み

注文住宅は自由設計ゆえに、こだわりすぎるとコストがかさばってしまいます。しかし、タクトホームでは、高品質でありながら適正価格で注文住宅が提供されているのが特徴です。

たとえば、住宅設備や資材はまとめて調達することにより仕入れにかかるコストを抑えています。これまでの経験をもとに、1,000以上のプランから施主好みのプランやオプションを選べる仕組みを用意し、打ち合わせの回数を減らすといった工程の無駄を省き、コストダウンも図っているのです。

注文住宅と建て売りのいいとこ取りも可能

タクトホームでは、注文住宅と建売住宅の両方のよさを取った「マイセレクト」というサービスを提供しています。マイセレクトでは、外周部・窓の位置や形状など外観デザインは基本プランがベースとなりますが、間取りやプランを家族の人数やライフスタイルに合わせてカスタマイズが可能です。

窓の位置や形、間取りや水回り・階段の配置など外周部分を除き、より自由にカスタマイズできる「マイセレクト・プラス」も用意しています。基本プランをベースに物件をカスタマイズしていく商品であるため、価格を抑えながらも施主の好みやライフスタイルに合った住まいをつくれるのです。

タクトホームはよい評判が多い!

タクトホームで建売住宅の購入や注文住宅を依頼する前に、利用者の評判をチェックしておきましょう。ネットではさまざまな口コミが投稿されていますが、評判のよい内容が多く見られました。具体的にどのような評判があるのか、口コミの一部をご紹介します。

安価に機能的な住宅が手に入る

“安価=欠陥住宅のイメージがあったので最初は心配でした。一生において大きな買い物となるので、安かろう悪かろうにならないよう慎重に検討して新築を購入しました。1年経過しましたが、トラブルもなく快適に暮らせています。第三者機関の地盤調査保証もあるし、住宅性能評価書が付いた安全で機能性の高い住宅をコスパ良く買えるのはありがたいです。”

ローコスト住宅の品質に不安を持つ人もいますが、タクトホームで住宅を建築した人の口コミでは価格と機能面の両方で満足していました。タクトホームは耐震性能の高い工法を採用しているだけではなく、第三者機関を介して地盤調査を行い、安全性が確保された上で作業をしてくれます。

また、地盤の品質は引き渡しから20年間保証されるので、万が一地盤にトラブルがあった際は修復工事にかかる費用が保証されるため安心です。さらに、住宅性能を共通ルールで評価した住宅性能評価書もついてくるので、安全が証明された家を安く手に入れられます。

担当者が真剣に相談に乗ってくれた

“間取りのことであれこれ相談する中で、担当者の方が真剣に相談に乗ってくれるのが嬉しかったです。おかげで、私たちの夢を叶えた家にすることができました。”

タクトホームの担当者は、親身に施主の相談に乗ってくれるようです。累計5万棟以上の住宅を供給してきた実績があるので、幅広い要望にも柔軟な発想力で提案してくれます。どのような暮らし方をしたいのか、どのような素材や設備を使用したいのかを積極的に相談することで、理想のマイホームに仕上げられるでしょう。

高性能で快適に生活できる

“耐震性の高い独自工法や性能評価の複数の項目で最高等級を取得しているという、確かな品質に魅力を感じてタクトホームさんにお願いしました。実際に入居してみると、断熱性能が高いので冬は暖かく、夏は涼しいです。エアコンも使う回数が少なくなったことで、電気代も減りました。あと遮音性も高いことに驚きました。夜中に車が通っても音が気にならず、快適に眠れます。”

タクトホームでは、家庭で使うエネルギーをプラスマイナスゼロにするZEH仕様の家にできます。ドアや床、壁、窓のいたる場所に断熱材を使い、ZEH水準の断熱性能や気密性を確保しているのです。そのため、1年を通して快適で、なおかつ冷暖房にかかるランニングコストを抑えられるエコな家に仕上がります。

また、気密性が高い家は室内からの音漏れや外部から音が侵入しにくくなるので、遮音性にも期待できるでしょう。さらに、選択する資材によって断熱性能や遮音性をさらに高めることが可能です。

シンプルなつくり・デザインで暮らしやすい

 “余分な建具や装飾がないシンプルなデザインで生活がしやすい。生活の質を重視したかったので、タクトホームを選んで正解でした。家事動線や水回りの位置がよくて使いやすく、お手入れもしやすくて気に入っています。”

タクトホームの家はシンプルという意見がありました。複雑なデザインや間取りにすると、コストが増えてしまうこともあります。一方、タクトホームはシンプルなデザインや標準仕様を決めることで、相場のコストダウンを図っているのです。

口コミのようにシンプルなデザインが好みの人、暮らしやすさを優先したい人にタクトホームはおすすめといえます。

アフターサービスが充実している

“家の出来栄えもですが、サポートが手厚く、充実しているのが良いと思いました。この前、トイレのドアのネジが緩み始めたので相談したら、すぐ締めに来てくれました。建築中だけでなく終わってからもこのような些細なことに対応してくれるので、安心感があります。”

タクトホームは、完成後のアフターフォローも万全です。長く快適に住み続けてもらえるように入居後6か月目と2年目に建物も定期点検、5年目に建物診断を実施しています。修繕や改築が必要になった際は、タクトホームに工事をお任せすることが可能です。

また、住宅保証機関の10年保証をはじめ、さまざまな短期保証制度を活用することで建物の劣化や害虫被害などに備えられます。さらに、建築後は「お客様センター」に連絡することで、口コミのようにネジの緩みや外壁の破損など不具合に対処してもらえるようです。

タクトホームはやばい?不満の声をチェック

タクトホームに関する口コミには、悪い評判もあります。しかし、口コミを見てみると、やばいというほど著しく悪い評判や悪質な事例があったわけではありませんでした。ここで、参考としてタクトホームに関するクレームを見ていきましょう。

間取りなどの打ち合わせがあまりゆっくりできない

“マイセレクトで家を建てました。間取りは希望どおり自由に設計できてよかったです。ただ不満に思ったのは、時間をかけて打ち合わせができなかったことです。”

タクトホームの場合、規格化されたベースから間取りのカスタマイズや好みのプランを選び、注文住宅を建てられます。ゼロから間取りや仕様を考えるケースよりも少ない打ち合わせ回数で、設計をつくることが可能です。

打ち合わせにも人件費が発生するため、タクトホームはそれを増やさないために必要以上に打ち合わせをしない工夫をしています。スムーズに設計から施工に進められる反面、ゆっくり考えていきたい人にはデメリットと感じるでしょう。

担当者によっては対応がよくない場合がある

“担当者の対応が最悪だった。引き渡し後に傷や汚れを見つけたんだけど、責任の所在がわからないという理由で補修に対応する気はないと言われた。お店に直接問い合わせて担当者を変えてもらい、補修にも対応してもらった。”

担当者の対応がよくなかったという声がありました。しかし、店舗に問い合わせたことで担当者の変更と補修の対応をしてもらえたそうです。

担当者の対応の悪さに関する指摘は、タクトホームに限った話ではありません。対応が悪いのは一部のスタッフであり、スタッフ全員がそうというわけではないので注意しましょう。打ち合わせをする中で少しでも不満や疑念を抱いたら、担当者の変更をお店側に相談してみるとよいかもしれません。

タクトホームで住宅を建てるメリット

よい評判が見られるタクトホームで家を建てることには、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。ここで、タクトホームに依頼するメリットを4つご紹介します。

コストを抑えて注文住宅を建てられる

タクトホームでは、高品質でありながらローコスト住宅を建てられます。家づくりからアフターフォローまですべて自社一貫での対応となるため、仲介業者や下請けの施工業者は挟まないため、低コストに抑えることが可能です。

また、建築や維持に多大なコストがかかる展示場やモデルハウスをあえて所有していません。他にも規格化された住宅プランを自分好みにカスタマイズできるプランを選ぶことで、ローコストで注文住宅を建てられます。資材や住宅設備もまとめて仕入れてコストダウンを図っているので、コストを抑えながら高品質な設備を選択することが可能です。

このように、コストダウンを図るためにさまざまな工夫をしているので、予算を抑えつつ戸建てを建てたい方に向いています。

土地の情報に強い

注文住宅を建てる際、土地探しから必要になることがあります。タクトホームは、土地情報に強いハウスメーカーなので、立地や地盤の強度にこだわった土地探しから相談可能です。

タクトホームでは、建売住宅の開発・販売も行っています。建売住宅を販売するためには土地が必要となるため、各地の不動産会社と連携し、立地条件のよい土地の仕入れを行っているのです。優良な土地情報を豊富に所有しているので、立地条件や予算などに考慮しながら優良な土地を提供してもらえます。

耐震性能が高い

タクトホームでは、「I.D.S工法(木造軸組-パネル工法)」と呼ばれる耐震性能の高いオリジナル構造を用いて家づくりを行っています。I.D.S工法は結合部分に金物を使った木造軸組金物工法(従来工法)と、外壁・1と2階の床組み、屋根が一体化された合板パネルを組み合わせた工法です。

従来工法の設計における自由度を確保しつつ、外壁や床面、屋根を合板で一体化させた構造にすることで高い耐震性能を実現しました。阪神・淡路大震災や新潟県中越地震など、大地震と同じ状況で行われた耐震実験では一般的な従来工法は倒壊した一方で、タクトホームの工法は損傷なしという結果になっています。

住宅性能表示制度では、「構造躯体の倒壊等防止」と「構造躯体の損傷防止」の2つの耐震等級で最高等級を取得しているため、安全性が高い家を建てることが可能です。

住宅の省エネ化が可能

タクトホームでは、省エネ住宅や長期優良住宅の建築実績も豊富です。具体的には、太陽光発電の設置や効率の高い給湯器の導入、オール電化といったオプションを追加できます。

たとえば、太陽光発電を導入すれば自家発電ができるようになり、つくられた電気を用いれば光熱費を相殺することが可能です。つくった電気が余ったときは、電力会社に売電されて収入を得られます。また、タクトホームの家はUA値(建物全体の耐熱性)0.6以下の高断熱・高気密仕様なので室内間で温度差が生じにくく、冷暖房効率が高まることで消費電力が抑えられ、光熱費の削減につなげられるのです。

タクトホームで住宅を建てるときの注意点

タクトホームの家づくりには多くのメリットがありますが、デメリットになる部分もあります。ここでは、タクトホームに依頼する際の注意点を見ていきましょう。

住宅展示場やモデルルームがない

タクトホームは、住宅展示場やモデルルームを所有していないため、実物の直接内覧はできません。家の品質やデザイン性、設備などを自分の目で確認できないことにデメリットを感じてしまうでしょう。

ただし、「360°VIEW」という機能でオンラインからモデルハウスの見学が可能です。他にも公式サイトで施工事例を見ることができます。直接内覧はできませんが、バーチャル展示や施工事例からどのような家を建てられるのか確認してみましょう。

また、首都圏や一部エリアにはショールームがあるので、そこでキッチンやバスルームなどの設備をチェックすることも可能です。来場する際は公式サイトの専用フォームから来場予約を行ってください。

オプション次第では費用が高額になる

高品質な注文住宅をローコストで建てられるタクトホームですが、オプションによっては高額な建築費用になってしまうことがあります。オプション費用は割高になっているケースもあり、追加しすぎると見積もりから大幅にオーバーしてしまう可能性があるので注意しましょう。

オプションを追加する際は、どれだけの予算をかけられるのかを資金計画とともに明確にして、優先順位を決めることが大切です。そうすることで必要なオプションと妥協点がわかり、予算の範囲内でのオプション選びができます。

外観や内装のグレードは高くない

外観や内装のグレードはそれほど高くない点にも注意してください。タクトホームは外観や内装のグレードを落とすことで、ローコスト住宅を実現しています。

よくいえばシンプルな家ですが、安っぽさやあまり個性がない印象に不満を感じる人もいるでしょう。外観や内装のグレードにもこだわりたい人には向いていません。

その代わり、低価格でありながら耐震性能に優れた家を建てられる点は大きなメリットです。安全レベルの高い家を納得できる価格でつくりたい人に向いています。

住宅会社選びに悩んだらバーチャル住宅展示場でモデルハウスをチェックしよう

タクトホームは評判のよいハウスメーカーですが、他の会社と比較することで、自分にとってさらによい住宅メーカーが見付かる可能性があります。まずはどのような住宅会社があるのかを探すことが重要です。

そこでお勧めしたいのが、「LIVRA WORLD」です。LIVRA WORLDでは、さまざまな住宅会社のモデルハウスを掲載しています。また、バーチャル住宅展示場によりオンラインからいつでもモデルハウスの見学が可能です。

マイホームのイメージづくりはもちろん、住宅会社探しにも役立つサービスとなっています。会員登録をすれば、マイページから気になる住宅会社の相談・来場予約も可能です。他にもモデルハウスのカスタマイズや値段のシミュレーションができる機能があるので、後悔のない家づくりを目指している方はぜひ活用してみてください。

ローコストで高品質な住宅建築ならタクトホーム

タクトホームでは、耐震性が高くシンプルなデザインで暮らしやすい家をローコストで建てたい方にお勧めです。全体的に口コミの評判はよく、品質や金額面の満足度は高いといえます。その一方で、打ち合わせにあまり時間をかけられない点がデメリットになるので、こだわりの強い家にしたい人は他社への依頼を検討するとよいでしょう。

LIVRA WORLDでは、バーチャル空間でさまざまな住宅会社のモデルハウス見学が可能です。ハウスメーカー選びの参考に活用してみてください。



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